NEW DAYS・小山卓治・北海道情報
 音楽の力と出逢う「一期一会」小山卓治 北海道ツアー


Last updated 2019-03-06

〈オヤマタクジ×オーノキヨフミ〉2012


■2012年12月15日(土)
□札幌 fudge(ファッジ)http://www.fudge-miim.com/002/002/
生声&生ギター・2マンライヴ


21.jpg21.jpg01.jpeg01.jpeg02.jpeg02.jpeg04.JPG04.JPG05.JPG05.JPG
06.jpg06.jpgPC154953.JPGPC154953.JPG07.JPG07.JPG08.JPG08.JPG





 天候、晴れのち雪、暴風雪を覚悟していたけど、晴れて良かった。

 半年ぶりのライヴ!とても、とても楽しみ♪
 ファッジへ着くと、今日は〈Happy Christmas (War Is Over)〉を小山卓治が歌ってくれるとのことだった。
 〈Happy Christmas (War Is Over)〉と言えば鈴。演奏時にみんなで鳴らせる鈴を用意するため、鈴探しに街へ出かけた。

 最初に行った楽器屋さんでは、鈴が品切れ。二軒目の楽器屋さんでも鈴は売り切れだった。クリスマスシーズンは、やはり売れるようだった。
 でも、もう開演時間はせまっているので違う楽器屋さんへの移動の時間はなかった。
 時間がないので、この際代用品でもいいかなと思い、店員さんに代用になるものを捜してもらう。店員さんが捜してきたのは、本格的Sleigh Bells(写真3枚目)なんだか重そう・・・でも音はとてもキレイ!と感心しているころへ店員さんが一言「ジョンレノンが〈Happy Christmas〉を録音した時に使った鈴ですよ!


 後から考えると、店員さんがジョンレノンの録音について、詳しくを知っていたかどうかは疑問?だけど、どんどん開演時間は迫ってくる。ともかく音はとてもキレイ。。。と、本格的Sleigh Bellsを買ってファッジへ急行!



 ファッジへ戻ると身動きできないくらいの満席。テーブルにはキャンドルが灯り、オレンジの温かな灯りに囲まれてステキな雰囲気でライヴが始る。

 最初は、オーノキヨフミHey! boyあいつの春ツバメグサ新宿西口摩天楼平凡など9曲。
ツバメグサ〉がとても良かった。北海道の広い大地、空を感じる歌。


 オーノキヨフミを生歌でゆっくり聴いて心に残ったのは、独特な世界観。もちろん、歌もギターも上手い。でも際立って感じたのは、個性だった。若いけれど芯を感じるそれぞれの歌。その歌は、重なり合って独特の世界を観せてくれた。演出されたものではなく、彼の中で揺らぐ心から生まれたはずなのに、不思議と揺らぐことのない何かを感じさせるものだった。

 いよいよ小山卓治の登場!積乱雲(w/オーノキヨフミ)は圧巻だった。生歌なので声もギターもダイレクトに響いてくる。
 〈靖国通り、月曜の午後〉からBlind Love〉天国のドアノブ〉Happy Xmas (War Is Over)〉へと美しい流れが続く。
 特に〈天国のドアノブ〉からのHappy Xmas〉はスレイベルとキャンドルの灯りの中、小山卓治が天国のジョンレノンへ歌っているように感じられて、とても優しく、美しく心に響いた。



 ふと、小山卓治が周りを見回して「今日は生歌でマイクがないけど、周りは随分マイクやら機械があるなあ〜」と笑っていたが、見るとビデオカメラが3台、小山卓治を写していた。今泉さん、オーノキヨフミ同行の写真家、石元さん、ファッジのビデカメラ、に囲まれていた。



 アンコールのSoulmate〉で、GIBSON DOVE の弦が切れた。なんだか嬉しい!弦が切れるくらい、つい力が入ってくれると思うと、嬉しい!
 続く〈空にお月さま(w/オーノキヨフミ)〉は、ファッジのギターでの演奏。ハーモニーが素晴らしく綺麗!
 空気も凍るほど冷え込んだ夜、凍った雪が月の光に反射して、あたり一面が光の粉に包まれたように輝く夜がある。そんな夜を思い出しながら聴いた。歌詞かからすると、夏のお月さまだけど、冬にも似合っていた。
 ラストのアンコールは〈種の歌(w/オーノキヨフミ)スレイベルがあるので鳴らしてみようと言うことで、鈴の音の入った種の歌〉となった。種の歌〉の持つ純粋さと鈴はとてもきれいに響き合っていた。


 二次会は、プチ・クリスマスパーティ。クリスマス気分を出すために持って行ったマイツリーに小山卓治のサインをもらう。
 今年からツリーを飾るのが楽しみになるなあ〜♪と思っていたら、背後からジャブが一発おっと〜紙粘土で作ったツリーですかア〜」『違います!』

 ビンゴ大会では、小山卓治が数字を出してくれた。驚いたのは、30人近くいる中でオーノくんがトップでビンゴ!小山卓治も数字の玉が入った籠を回しながらも4番手でビンゴ!やっぱり運が強いと感心してしまった!

 小山卓治が当てた賞品は「Cupmen」カップラーメンができるまで、全身でふたを塞いでくれる「カップ男」くん。
 オーノくんのファンと小山卓治のファンは年齢層が違ったが、とてもなごやかで楽しい夜だった。




■2012年12月16日(日)
□旭川 アーリータイムズhttp://www.early-times.com/
アコースティック・2マンライヴ



20.jpeg20.jpeg23.jpg23.jpg24.JPG24.JPG22.jpeg22.jpegIMG_1130.JPGIMG_1130.JPG26.JPG26.JPG





 天候、晴れのち雪。

 旭川は北海道の真ん中にある上川盆地にある町。北海道の背骨、大雪山や十勝岳連邦の麓にあるせいか、札幌とは吸い込む空気も違うと感じるくらい冷えていた。

 歴史を感じさせるレンガ倉庫のライヴハウス、アーリータイムズ。1900年頃に建てられた倉庫、1972年にライヴハウスとなった。アーリータイムズとなるまで、3何度オーナーが変わり今に至っている。

 アマチュア時代の安全地帯や数多くのバンドがここで演奏。憂歌団、友部正人、大塚まさじをはじめ、数多くのフォークシンガーが当時ライヴを行っていたそうだ。

 ジャス゛奏者も多く演奏を行い、加古隆をはじめ、梅津和時、坂田明などとの交流があるとのこと。
 現在は、フォークミュージャンを中心に数多くのライヴがあり、この築100年のレンガ倉庫の空間の中で、30年に渡りライヴを行っているそうだ。
 店内は、所狭しとCDやレコード、ビデオ、音楽雑誌、ポスター、見事に音楽に関するもの達に囲まれている。マスターの音楽への想いが溢れ出ていた。


 北見から、オーノファミリーが来ていた。お父さんは、息子のライブとともに「小山卓治さんが大好なんです。」と小山卓治の歌もとても楽しみにしていた。


 オーノキヨフミからライヴが始る。
 昨日のファッジとは、マイクがあるせいか声が違う。たくさんの想いを歌にできて、ギターも上手いが、少しはにかんだMCがとても良かった。来年、CDが出るらしい。楽しみだな。

 昨日に続き、今日も独特の世界観は新鮮に聴こえた。〈シュテラ〉シュテラは荷物を持たずに家を出た・・シュテラは荷物を持たずにまちを出た・・・・旅の途中のような歌詞に、想像はかき立てられる。続編のできそうな歌詞に彼の人生の旅が重なって行きそうで、この世界観は、これから年を経てどんな広がりを観せてくれるのか、興味が湧いてくる。


 いよいよ、小山卓治の登場。今日の歌は、身体を突き抜けるような響きを持っていた。はるかな故郷クリスタルレインドロップ〉が響き、マスターのリクエストに応えたいつか河を越えて〈Passing Bell〉は圧巻だった。初めて小山卓治の歌を聴いた瞬間にタイムスリップする。

 何かに完全に圧倒される時、至福の思いを感じる。まるで歌の神様がおりてきて、魂がゆり動かされるような感覚だった。言葉では表現できないこの感覚。小山卓治の歌に、全重力を吹き飛ばされる。

 真に心を揺り動かされると、言葉は遠くなる。ただただ、本当に良かった。何も書けないけれど、ただただ、深く響いた。


 二次会は、とても美味しい「豚しゃぶ」だった。胃に食べ物が入って、ようやく身体に重力が戻ってきた。マスターの膨大なLPには、小山卓治の全アルバム(LP、シングル版)が揃い、高橋研さんのデビューアルバムも聴かせてくれた。久しぶりに、聴くLPの音に囲まれて、ノスタルジックに、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。

 アーリータイムズは、異次元空間だった。歌や物語や、想いが漂い、昭和へタイムスリップする、素晴らしき異次元空間だった。






2012-12-1 3.jpg

2012-12-2 3.jpg


〈オヤマタクジ×オーノキヨフミ〉2012


■2012年12月15日(土)
□札幌 fudge(ファッジ)
http://www.fudge-miim.com/002/002/
生声&生ギター・2マンライヴ
ウェブ予約受付中!

開場 18:30 / 開演 19:00
〈出演〉小山卓治/オーノキヨフミ(出演順未定)
〈チケット〉※2種類ご用意しています
1.Live Only Ticket:¥3,500 
(1D込 / 整理番号なし)
2.Live + After Party:¥6,000
(1D込 / 打ち上げ:軽食+飲み放題 / 整理番号なし)
※終演後に、卓治も交えて会場内で打ち上げ!

会場:札幌市中央区南2条西5丁目 興和産業ビル3F
電話:011-210-5011


■2012年12月16日(日)
旭川 アーリータイムズ
http://www.early-times.com/
アコースティック・2マンライヴ
ウェブ予約受付中!

開場 18:30 / 開演 19:00
〈出演〉小山卓治/オーノキヨフミ(出演順未定)
〈チケット〉前売り:¥3,000 当日:¥3,500 ※各1ドリンク別 / 整理番号なし

会場詳細:旭川市2条3丁目左1☎ 0166-22-2461
問:りぼんインフォメーション☎ 03-3406-5541




















twitter.pngtwitter.png111.png111.png222.png222.png001 4.png001 4.png000 6.png000 6.png