〈夕陽に泣きたい〉
少年のようなひたむきさが、夕陽に映えるとてもきれいな歌。
高橋研さんの詞。
モールのイベントスペースだが休憩もできるので
休憩がてらなごやかな雰囲気で終始するのかと思っていたが
実際はじっと聴き入る人がほとんどだった。
一番前に座った、中学生男子、小学生の兄弟、ご夫婦連れ
男性一人の方が何名か、主婦のグループ等・・・と様々な年齢層。
〈負けないで〉
ラストは迫力ある歌声がホールに響き渡る。
この迫力をお客さんはどう受け止めるのか?
一番前に座った、中学生男子は、まるで強風を頬に受けているかのように
少し前屈みになったが、引かずにしっかりと聴いていた。
小学生の兄弟は、両手を揃えて膝に置き少し緊張して聴いていた。
歌詞全部は分からないかもしれないが、
生まれて初めて出会う心の高揚に圧倒されているように見えた。
少し聴いて途中で席を立つ人はいなかった。
一陣の竜巻のような、迫力あるライヴだった。
ライヴが終わると、ご夫婦で聴いていた方が持っていたLPを出し
サインを貰っていた。
持って来たLPは《NG》《Passing》《ひまわり》・・・
思わず「すごい!」と言うと
ご主人は「1983年デビューからのファンです」嬉しそうに即答。
すごい!!