「fudge」では開場を待つ長い列が出来ていた。
開場と同時にほぼ満席、熱気におされてフライング気味な気持ちになる。
UST中継の準備を整えている、今泉マネージャー。
手慣れた様子で用意はすぐ完了。
もう少し色々あるのかと思って見ていたけれど、あっさりと準備万端。
オープニング〈This time〉拍手の中、
〈欲望〉で始まり「fudge」は一気にヒートアップして行く。
〈Kiss〉
生で聴く〈Kiss〉はとてもきれいだった。
詩だけど、歌でもあり、詩が歌に変わる瞬間のよう。
歌うように詠まれる詩、彼はとても素敵な詩人だった。
〈嵐からの隠れ場所〉
楽しみにしていたベチコさんのバイオリンを、初めて生で聴いた。
悠久の流れを感じる、洗練された音色。
おおらかで澄んだ風を、歌へ吹き込む音色。
小山卓治もとても気持ち良さそうに歌っている。
〈夢の国へ〉
きっとみんなも心の中で「おやすみ・・」とつぶやいているんだろう。
〈ひまわり〉
自然にみんなが歌い出して合唱になる。
それぞれの人生の中での想いを声に出して歌っているよう。
みんなで歌う〈ひまわり〉には、長い間留守にしていた家に主が戻り
灯りがともされたような温かさがあった。
「おかえりなさい、小山卓治」
いつのまにか「ようこそ」は「おかえりなさい」に変わっていた。
熱と絆を生む大きな力を感じるライヴだった。
「fudge」での打ち上げ後、会場を「居酒屋くさち」へ変えての二次会。
http://mokkonotabi1955.blog92.fc2.com/blog-entry-60.html
名物の「かにだるま」はむいてあるカニなので、無口にならないカニ。
「週間モーニング」で連載が始まった鈴ノ木ユウの「おれたちのメロディ」
小山さん「俺、あんないひどくないよ」と言いながらも
やっぱり仲間がチャンスをつかんで頑張っているのは、とても嬉しそう。
泉谷さん「意外と、あれくらいの方が売れるヤツいるんだよな・・・」
美味しいカニをほおばりながら「感想送ろう」と思ったり・・・
ベチコさんは初の蝦夷地だったので、征夷大将軍 坂上 田村麻呂の話し。
みんな言っていることはバラバラだけど、盛り上がっている。
ゆったりと、美味しいものを食べながら飲んで騒いで
大満足!な一日だった。