最終日「楽天舎」では小雨の中、開場前からファンが集まっている。
　急遽UST中継も決定！
　でも無線LANの電波が弱く接続がうまく行かない様子。
　パソコンの前で楽しみに待っている全国のファンのために
　今泉マネージャーが頑張って無事接続。準備完了。


　〈New Days〉
　新しいメロディだった。
　太陽の光に少し目を細めながら空を見上げ、風に吹かれて歩き始める。
　そんな感じがする、新しいメロディだった。

　　　不確かな未来など　　
　　　New Days
　　　行けばわかるさと風が答えた

　“友よ答は風の中にある”と〈傷だらけの天使〉が捜していた問いかけへの
　風からの答えのようにも聴こえた。

　ヒリヒリと問いかけて来た小山卓治の歌が
　生きて来てつかんだもので、応えて行く歌へと続き
　全ての小山卓治の歌が繋がり一つの大きなストーリーとなりそうな・・・
　そんな、スケールの広がりを感じる歌だった。

　〈クリスタルレインドロップ〉
　待っている彼女の、言葉にならない深い想いを
　バイオリンの音色が伝えてくれる。
　不思議な切なさに満ちた、悲しい伝説のような美しさだった。


　〈Gallery〉
　歌の声とベチコさんのバイオリンが共鳴して空気がビリビリ震えている。
　歌の巻き起す一陣の風に吹かれ、会場は静まりかえって聴いている。
　一生懸命何かを捜していた一途な心に戻る。涙が出る歌だった。


　〈種の歌〉
　バイオリンの音色にのって〈種の歌〉はどこまでも広がる。

　先日まで〈種の歌〉の中国語の翻訳を友人に頼んでいた。
　最後のネイティヴチェックで
　小山卓治を全く知らない中国人男性（30才）に歌詞を送った。
　チェックを終えて訳詞と一緒に中国から送られて来たメールには


　　〈種の歌〉に一目惚れしました。とても美しい詞です。
　　　是非、いつか、この歌を直接聴いてみたいです。


　と書かれてあった。


　〈祈り〉
　みんな歌い出している。
　それぞれの祈りと、みんなの一つの祈り

　「また、素敵な歌を聴かせて。そして再会まで、お元気でいて下さいね」

　つかの間の3日間のライヴの灯りが静かに消される。

　音楽の灯がともった3日間、温かい力に満ちた一期一会だった。

　小山卓治さん。ベチコさん。今泉さん。本当にありがとうございました。
　次回の北海道での素敵なライヴを、心よりお待ちしています！！！

　二次会は「楽天舎」近くのホテルの一室でワイワイと始まった。

　何気なく見た小山卓治の指先には、線が入っていた。
　ギター弾きの指先には、ついてしまう線とのことだった。記念に一枚。
　ついでに、釣り用アロンアルファを塗った爪も、記念に一枚。

　ここで、昨日からくすぶっていた紅ショウガ論争に火がついた。
　お赤飯や、いなり寿司に添えられる紅ショウガは
　千切りか？輪切りか？？
　写真は、今が旬のアスパラ巻きといなり寿司。焼きそば。

　この論争勃発まで、紅ショウガの輪切りに
　疑問を持ったことは一度もなかったので、お赤飯に千切り紅ショウガ!?　
　ええ〜!?千切りですか?　あの、歯ごたえのない千切りですか!?

　と他愛ないけど、どちらも折れないバトルで盛り上がり
　とても楽しい二次会だった。
　結局、この論争は

　・・・・ To be continuedd・・・・